苅谷動物病院グループ

言葉を詰まらせていたことが多かった事を悔しく思い勉強不足だと痛感

市川総合病院 看護師 / 2年目

古野智子さん

01
あなたの仕事内容を教えてください。

主に問診、調剤、受付を行なっています。 問診は飼主様から動物の様子、心配なことをお伺いし獣医師に正確に、簡潔的にお伝えすることが大切です。また、先生には言えないけど看護師には言えると思われている飼主様は多くいらっしゃいます。気兼ねなく話せる環境を作るよう心がけています。 調剤は先生からの処方を受け、錠剤数の計算、分包などを行なっています。最初は計算がとても不安でしたが、先輩方の手厚いフォローのおかげで今は積極的に調剤を行なっています。 受付は飼主様から診察券を受け取り、お会計するだけではなく来院された時、お待ちいただいている時の動物の様子を観察することも1つの役割です。

02
入社を決めたきっかけは?

もともとリハビリテーションに興味があり、リハビリを一科目として考えている病院を探していました。当院では水中療法(水中で負荷をかけずに訓練や運動を行うリハビリ)やマッサージなど患者の状態に合わせてリハビリのメニューの作成を積極的に行なっておりその部分に魅力を感じました。 また多数の病院の実習させていただきましたが、当院はとても忙しい業務の中受付、外来、入院の各スタッフが連携をとって協力して働いている姿を見て私もこの中で働きたいと素直に思ったのがきっかけです。

03
入社前に不安はありましたか?
実際に入社してみてどうでしたか?

入社前は初めての環境、しっかり覚えられるのか、今まで学んできたことを活かせるのかという不安がありました。また、入社してすぐ繁忙期に入るため(※動物病院はワクチン・予防接種等の受付で3月頃から繁忙期に入る)先輩の迷惑にならないかという心配もありました。 入社してからは仕事量の多さに圧倒され心が折れかけたりもしました。しかし、嫌な顔をせずひとつひとつ業務を教えてくださる先輩方、不安なことを打ち明けられる同期がいたからこそ今は入社前の不安はなく、とてもやりがいのある仕事をさせていただいてます。

04
入社後一番苦労した事はなんですか?

実際に飼主様と接することです。当初は飼主様からの色々な質問に対してきちんと正確な回答が答えられず、言葉を詰まらせていたことが多かった事を悔しく思い勉強不足だと痛感していた記憶があります。 その当時、まだ入りたてと言う事もあり仕事と勉強の両立はとても難しく大変な時期もありましたが、経験を積んでいく中で今では飼主様からの質問もしっかりと受け答えが出来る事が多くなり自信がついてきました。

05
苅谷動物病院に入社して成長したと
感じられるところはどこですか?

飼主様とお話しすることです。「ご飯食べなくなってしまった」と心配している飼主様に「ご飯の種類を変えてみる、ご飯にひと工夫入れてみる、あげ方を変えてみる」など患者に適した提案が出来るようになったり、「最近筋肉が落ちていてしまいうまく立てない、歩けない」と不安に感じている飼主様に自宅でのリハビリ方法を教えたりとちょっとしたことですが、それを聞いて安心してくださる方が入社したときよりも多くなっていることがうれしくもあり、自分でも話せるようになったと成長を感じられるところでもあります。これからも成長できるよう、日々の業務で知識を身につけていきたいです。

06
印象に残っているエピソードを教えてください。

初めて輸血に携わったことです。まだ数回しか入ったことない夜勤で輸血希望の子が来院した時、1人で初めての検査、輸血準備などをしました。 不安な気持ちがある中、怖がっていても看護師は私1人しかいないからしっかりしないとと奮い立たせ、先生の力もお借りしながら無事輸血をすることができました。とても状態が落ちていた子でしたが、日を追うごとに回復する姿を見てあの夜勤で救うことができてよかった またその経験が自分の自信にも繋がった忘れられないエピソードです。 追伸ですが、その仔は今でも元気に来院してくださっています。

MESSAGE 求職者の方へメッセージを!

丁寧に業務を教えてくださる先輩方、不安なことや自分のやりたいことをしっかり聞いてくださる上司の方にいつも感謝しながら働いています。診療数が多い事ももちろんですが、たくさんのスタッフがいるからこそ色々な角度から知識を吸収することが出来る環境だと思っています。 みなさんもぜひ一緒に学びそして共に働きましょう。