できないことを避けずできるようにどうしたら良いかを学ぶことが一番成長に繋がった
佐藤舞さん
あなたの仕事内容を教えてください。
飼い主様と接する仕事を中心に保定やオペ助手、お薬の調剤、予約等様々な電話対応、バックヤードで管理している薬剤や医療品の在庫の確認・発注(フード・サプリ・薬など)等々、さまざまな仕事を行っています。 そんな中、診療時に多くの時間を占めている「保定」ではその仔の性格に合わせてしっかり抑えたりなだめて褒めながら行ったりとどれをとっても同じことの繰り返しにはならないので新鮮で日々学ぶことが多いです。
入社を決めたきっかけは?
求人募集を見た際に研修や勉強会・セミナーなどのバックアップがしっかりしている部分が気になり就職実習に応募しました。 実際、就職前に実習に参加して苅谷動物病院グループ全5病院まわって自分の目で確認した中で院内での学習機会の多さはもちろん、それぞれの病院で雰囲気や規模が違ってもそれぞれ看護業務担当が別れていて(問診担当・検査担当・入院担当など)どの仕事もしっかり学ぶことができそうだと思ったのがきっかけでした。
入社前に不安はありましたか?
実際に入社してみてどうでしたか?
入社前は勉強してきたことだけの知識しかなく、その知識もあやふやだったり、身についてるか不安なことだらけで、まわりについていけるか心配しかありませんでした。 しかし、看護師業務やそれ以外の業務の基礎を学べる入社後すぐの全体研修や、1カ月ごとに各セクションを担当する配属先病院での研修を通して、できることが徐々に増えていくことを実感できるのがとても嬉しかったです。
入社後一番苦労した事はなんですか?
特に最初の頃は電話対応に苦労しました。 電話では飼い主様と顔をあわせて会話しているわけではないので感情を読み取りづらかったり伝えづらかったり、不安を持って電話してくる方がほとんどなのでちゃんと対応できているかどうか不安が大きかったです。 少しずつ慣れてきた部分もありますが他のスタッフの対応をこっそり聞いて参考にしたり、どう返答すればいいのか獣医師に聞いてみたりと、スタッフが多いので教えてくれる人が多いのも苅谷動物病院の良い点だなと思います。
苅谷動物病院に入社して成長したと
感じられるところはどこですか?
入社直後はただ頼まれた仕事を行うだけの日々でしたが働いていく中で知識やできることが増え、病院の環境にも慣れてきた頃から若干の余裕と自信が生まれ自分の出来ることを積極的に探して動いたり来院していただいた飼い主様をなるべく待たせないように業務がスムーズに進められるよう考えて行動できるようになってきたと感じています。 またできないことを避けずできるようにどうしたら良いかを学ぶことが一番成長に繋がったと思っています。
印象に残っているエピソードを教えてください。
エマージェンシー(救急対応)が来た時の対応が個人的には一番大変でした。 学校では実際に体験できない緊迫した空気と自分が何をしなければならないのかを瞬時に考えながら迅速に動くことが新人の頃は思うようになかなかできず、ピリッとした空気のなかでただうろたえるばかりでした。 しかしその当時、何もできなかった悔しい経験があるからこそ次同じ状況になったらどうすればいいのか、どうするべきなのかを繋げられる良い機会になったと思っています。